「F10号って、どれくらいの大きさなの?」
「自宅のリビングには、何号の作品が合う?」
アート作品を選ぶとき、意外と悩ましいのが**“サイズ”の基準**。
その中でもよく使われるのが「号数」という単位です。
この記事では、絵画の号数とその意味、さらにサイズ選びのポイントや活用法を解説しつつ、Emerging Artで取り扱うおすすめサイズの油絵作品もご紹介します。
絵画の「号数」とは?基本の見方を解説
絵画のサイズを表す「号数(ごうすう)」とは、作品のキャンバスの大きさを示す日本独自の単位です。
たとえば「F10号」という表記なら、
-
F=人物画(Figure)向けの標準比率
-
10号=長辺が53cm
という意味になります。
同じ“10号”でも、比率によって縦横サイズが変わります。具体的には次の4種類が存在します:
種類 | 用途 | サイズの特徴 |
---|---|---|
F(Figure) | 人物画に多い | 標準的な比率(縦横バランス良) |
P(Paysage) | 風景画向け | 横にやや広い比率 |
M(Marine) | 海景画向け | 横長で迫力のある比率 |
S(Square) | 正方形作品 | モダンでおしゃれな印象 |
よく使われるサイズの目安一覧
以下は、主な号数ごとのFサイズ(標準)の大きさです:
号数 | サイズ(cm) |
---|---|
0号 | 18.0 × 14.0 |
3号 | 27.3 × 22.0 |
6号 | 41.0 × 31.8 |
10号 | 53.0 × 45.5 |
20号 | 72.7 × 60.6 |
30号 | 91.0 × 72.7 |
💡「1号=ハガキサイズ」と言われることがありますが、実際には1号で22×16cm程度で、ハガキよりやや大きめです。
絵画サイズの選び方|飾る場所と印象から考える
✔ 小さめ(〜6号)
玄関・トイレ・本棚などのパーソナルスペースに最適。贈り物にも選ばれやすいサイズです。
✔ 中サイズ(8〜20号)
リビング・廊下・寝室など視界に入る日常空間のアクセントに◎。
✔ 大きめ(30号以上)
オフィスやホテルロビーなど、空間全体をアートで演出したい方におすすめ。
Emerging Artの取り扱い作品サイズ
「Emerging Art」では、0号〜30号まで幅広いサイズの油絵を取り扱っております。
中でも人気があるのは、
-
F6号:扱いやすく、初めての1枚にぴったり
-
F10号:リビングにも映える存在感
-
S号サイズ:正方形ならではのモダンな印象が魅力
気になる作品があれば、号数のサイズを目安に飾る場所を想像してみてください。
まとめ:号数を知れば、アートがもっと楽しくなる
アートは、ただの装飾品ではありません。
サイズや比率を理解して選ぶことで、空間との調和や日常の気分さえも変えてくれます。
Emerging Artでは、サイズごとのご相談や、飾り方のアドバイスも承っております。
あなたにぴったりの一枚を、ぜひ見つけてください。